第3話【暴走、そして対決】
【リーフル】これで良し・・・
 
ここはリーフルの小屋
 
今使われていないナチュルのベットに少女を寝かした
【リーフル】う〜ん・・・フォレストドラゴンに相談してみようかな・・・
 
外に出た途端すごい熱を感じた
 
そう、森が燃えている
【リーフル】!!これは・・・フォレストドラゴンに何か!
 
この世界の守護神であるフォレストドラゴンに異変があるとこの世界にも異変がこる
 
当然死ねばこの世界も消滅する
【リーフル】行かなきゃ!!
 


【鬼使い】・・・どうした?はやく渡せ。死ぬぞ
 
そこにはボロボロのフォレストドラゴンがいた
 
守護神となる者だ、もちろん強い。
 
だが無数の鬼を出されては勝ち目が無かった
 
【フォレスト】・・・・・・
【鬼使い】もはやろくに話せないか・・・殺せ
 
小鬼が爪をたて走り出したその時
【リーフル】剣術!花鳥風月・・・鳥!!
 
シュパッ!フュゥゥゥン!!
 
真空の斬撃が鳥となり高速で小鬼達に襲いかかった
【鬼使い】・・・邪魔をするな。死ぬぞ?
【リーフル】うるさい!闇の世界に帰れ!
 
剣を構えると鬼使いはローブを外した
【鬼使い】貴様のような馬鹿にはこの私が殺してやろう
 
鞭を構え、体中に黒いオーラを放った
【リーフル】くっ・・・すごい威圧だ・・・
【鬼使い】噛み殺せ!ダーク・スネーク!!
 
黒いオーラを鞭に集め、投げると鞭は黒い大蛇となりリーフルに襲いかかった
【リーフル】てやぁ!!
 
スカッ
【リーフル】えっ斬れない!?
【鬼使い】そんな刀ではオーラは斬れないぞ
 
大蛇は素早い動きでリーフルを惑わす
【リーフル】(闇は斬れない・・・光、聖なる物でも・・・!!)
 
【大蛇】シャアァァ!!
 
大蛇が噛みつこうとしたとき、リーフルはいなかった
【リーフル】くらえ!
 
ヒュン・・・パリ−ン!
 
リーフルが投げたものは大蛇にあたった
【鬼使い】そんなもので倒せると・・・!?
 
すると大蛇は黒いオーラが取れ、実体を現した
【鬼使い】まさか聖水を!
 
聖水は闇をかき消す、さらに盾のおかげで効果もアップしていた
【リーフル】剣術!桜吹雪!!
 
ズバッズバッズバッズバッ・・・
 
無数の斬撃が大蛇に襲いかかり、刀の光がまるで桜吹雪のように舞っていた
【鬼使い】・・・まさか・・・
 
大蛇は倒れると煙が上がり鞭に戻った
【リーフル】さぁ!お前の負けだ!!
【鬼使い】・・・気が変わった。私の鞭で殺そうとしたが私の本気を見せてやろう
 
再び黒いオーラを身にまとうと黒い球体になった
 
そして破裂したと同時にまがまがしい姿になった鬼使いがいた
【鬼使い】魔変化・・・鬼人・・・
【リーフル】闇に送り返してやる!