第二話　大山晃
大山「今日はオープン戦だ！」
監督「オープン戦だからと気を抜くな。相手は宿敵日本ハムだぞ」
大山「はい・・・・・・・・」
 
[先攻日本ハムファイターズ。一番センター早坂]「よっしゃー早坂。今年も盗塁王だ！」
[二番ショート相葉]「あいばー。伝説の二番のすごさ思い知らせろ！」
[三番ファースト杉山播也]「はりやー。おまえのすごさ見せたれ！」
[四番セカンド大山]「大山。必殺[おおやま打法]を息子に見せたれ！」
大山昇「おやじ・・・・・」
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[後攻中日ドラゴンズ。・・・・・・・・・・・・・九番ピッチャー大山]
「大山やとー。ファイターズをなめとんのか!!!」
ナゴヤドーム
先攻 VS 後攻
中 早坂 １ イチロー 中
遊 相葉 ２ 幹 三
一 杉山播也 ３ 入江 一
二 大山晃 ４ サブロー 左
左 ホアード ５ ジロー 右
捕 杉山播磨 ６ 佐龍 二
右 A・ジョー ７ オーラリー 捕
三 シュウタロー ８ 佐藤 遊
投 美剣 ９ 大山昇 投
 
 
アナ「今日はここナゴヤドームから中日ドラゴンズ対日本ハムファイターズの試合をお送りします。
解説は去年まで日本ハムのエースだった宮内さんに来てもらいました。宮内さんお願いします。」
宮内「よろしくお願いします」

アナ「宮内さんは今日のオーダーのどこに注目しますか？」
宮内「私はファイターズのクリーンナップと中日の投手に注目しますね。」

アナ「と言うと杉山播也に大山、ホアードですか？」
宮内「はい。三人とも打撃は非常に優れていますね。」

アナ「では中日はこの三人を中心とする日本ハム強力打線をどうやって抑えるか、ここで出てくるのが中日の先発大山。宮内さんが
大山を注目する理由は、これですか？」
宮内「はい。非常に注目です。」

アナ「ありがとうございます。いよいよ試合が始まりました。」
1回の表

[一番早坂]
「かっせ、早坂。おまえがでればー２塁だーと一緒だー」

アナ「大山注目の第一球」

ピュッ　ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーズバーン

アナ「速い！大山いきなり150キロ」
早坂「？？　速い.........」
大山昇「っし」

早坂がとまどっている間に第二球

ピュッ　ヒューーーーークルクルクルクルクルズバーン

アナ「大山今度は、127キロのスローカーブで簡単にツーストライク。第三球を　　　　　　　　投げた」
ピュッ　ヒューーーー早坂｛絶好球｝ーヒュンギューーーーーーーーズバーン

アナ「最後は一刀両断。早坂失投と思ったか落ちました三振」
 
　　　一刀両断
昇の決め球。150で曲がる切れ、変化、抜群の恐怖のシュート
 
 
[2番相葉]
「相葉！新人の自信なくしたれ」
オーラリー｛初球スローカーブ｝
大山昇｛はい｝

アナ「大山、相葉に第一球　　　投げた」

ピュッ　ヒューーーーークルクルクルクルクルカキーーン

アナ「行ったー大きいぞ！相葉うまい流し打ち！」

アナ「入りました相葉のホー」しかしわずかに切れた!!。審判「ファーーール」

アナ「惜しい相葉。ファールでした」

しかし大山はこのあたりで動揺した。連続ボールでファーボールにしてしまう。

［三番杉山播也]

アナ「大山第一球を　　　　　投げた」

ピュッ　ギューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンズバーーーーーん

アナ「・・・・・・・・・・・　大山154キロが出ました」
宮内「この時期にひゃ154キロがでますか？」
杉山播也「その度胸でもう一球きな!」
大山「うおオOH王」

アナ「大山ほえて2球目を　　　投げた」

ピュッ　ギュリューーーーーーーーーーーーーーーカキーーーーーーーーン

打球は、見事にセンター前へ
大山昇「..................................................」

アナ「大山の157キロを杉山播也見事にライト前へ落としました。この間に相葉は一気に三塁へ」
杉山播也｛完璧に捕らえたと思ったのに。やるな大山。｝

すさまじい歓声の中、昇はしっかりとアナウンスを聞いた

[4番大山]　　　　そう実の父、大山晃という名を!!
大山昇「親父。おまえなんかには絶対に打たせない!」
大山晃「ほざけ。おまえごときの実力で俺に勝てると思ってるのか。それは　　　　　　　無理だな」
大山昇「黙れ」

アナ「大山第一球を　　　　　　　　投げた」

ピュッ　ギュリュリューーーーーーーーーーーーーブーーーーンーーーーーボス

アナ「だだだだ大山のひゃひゃ159キロにオーラリーこぼしてしまいました。」

ピュッ　ギュリュリューーーーーーーーーーーーーブーーーーンーーーーーボス

昇の球は160キロを記録。

ピュッ　ギュリュリュリューーーーーブーーーーンーーーーーーーーーードス

審判「と、、と、とらーーーーいくアウト!」
宮内「アナさん大丈夫ですか!気絶してる。しかし161キロなんて春先にでる速度じゃありませんよ」

この当時は平均球速151キロ。速い選手は155キロを中心とした投球だった。最高記録は美剣瞬也（美剣の父）の記録した166キロ　メジャー記録は168キロというスピード全盛期だった!

[5番ホアード]

審判「アウト」

五番ホアードは三球三振。

アナ「続いて中日の攻撃です。日本ハムのマウンドに上がるのは昨年の新人王、美剣（みつるぎ）です。宮内さん、彼はどんなピッチャーでしょうか？」
宮内「アナさん生きてた.......................................。やっぱり抜群の制球力を生かした変化球ですね。」
1回の裏

[一番イチロー]
イチロー・幹・入江「..........................................................................................................................................」

連続三球三振で中日は、この回を終わる。

アナ「三者連続三振」
宮内「いいですね。美剣は。」

その後試合は8回まで進んだ。　
昇VS播磨　三球三振!

しかし!3回表一死から早坂（サード強襲）・相葉（四球）・播也（レフト前）の連続出塁で晃に甘く入ったストレートをライト上段まで運ばれ精神面の未熟さを重い知らされ降板。森住に変わった。
8回の裏

[日本ハム選手交代をお知らせします。ピッチャー美剣に変わりまして　　安威田　　ピッチャー安威田]

安威田
日ハムの誇るナックルボーラー
別に守護神ではないが去年はチーム最多の37Sをマークした
 
アナ「ここで日ハム投手をナックルボーラー安威田に変えます。」
宮内「点差（4対0）を考えれば続投でもよかったんですが..」

しかしイチロー（四球）幹（四球）入江のライト二塁打で2点を返すと、サブローのレフト前で1塁3塁にするとジローのライト逆転スリーラン!!
9回の表

アナ「いよいよ九回まで来ました」
宮内「この回は杉山播也からですね」
野々村「この回抑えてジ・エンドだ!!」

野々村
中日の守護神
最速158キロのストレートに抜群のフォークを持つ
 
杉山播也「なめるなよぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉ」

カキーーーーーーーーーン

アナ「行ったーーーーーーーーーーーーーー　杉山播也の起死回生同点ホーマ!!」
野々村「149キロだよ」

結局9回裏中日1点もとれず試合終了

１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計
日ハム ０ ０ ４ ０ ０ ０ ０ ０ １ ５
中日 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ５ ０ ５
中日投手 大山昇（33/1）-森住（43/2）-野々村（1）
日ハム投手 美剣（7）-安威田（2）
中日本塁打 ジロー（8回　スリーラン）
日ハム本塁打 大山晃（3回　満塁ホームラン）　杉山播也（9回　ソロホームラン）

そして　3月21日
一足早くパシフィックリーグは開幕した!!
 
杉山播也・播磨生き別れた兄弟2人の活躍は!　　おおやま打法は炸裂するか!!
次回「パリーグ開幕!」　そう御期待!!!!!
 
 
竜　なんかかっこつけたおわりかたでごめんなさいw（-　-）w