第1話
〜「動き出す物語」〜
2003年……
東京都のとある球場
いまはリトルリーグの決勝大会をやったいる真っ最中。
場は9回の裏
1−0という1点を追う中で
球場内にアナウンスが響く
アナウンス「全国中学校野球大会決勝…9回の裏…山城中学校選手の交代です。」
???「絶対におさえろよ、風也」
「こいつは俺の親友の櫻木 海人って言う。ちなみに俺は二宮 風也(にのみやふうや)っていう。いつもリリーフをしている。」
←風也の心
彼の名前は、櫻木 海人(さくらぎ かいと)ポジションは外野
高校になっても十分な戦いができるとすでにスカウトから注目されている。
走攻守ともに強力なものをもっている
風也「まかしとけ。ここまできたらぜった・・・
…ゴホッ!ゴホッ!……」
「俺はここ1年間風邪がながびいてる。練習が厳しいから医者にいく暇もないから何かわかんねぇーんだけど」
海人「お、おい大丈夫か!?やっぱり今日はやめといたほうが」
風也「
でる
」
海人「へいへい。無理すんなよ」
「その後、俺は得意のシンカーとストレートを武器に三者三振に取る。これでもこの学校のエースだ。」
アナウンス「本日の第○○回リトルリーグ決勝戦、山城中学校VS東風中学校の試合は1−0で山城が勝利しました・・・山城中学校生徒は・・・」
「その後、ながったらしい表彰式にでたが俺は足がおぼつかなかった」
【ベンチ裏】
全「よっしゃ!全国制覇だぁっっ!」
海人「ビール浴びだぁっっ!」
全「未成年だから無理です」
海人「大丈夫!俺なんて風也とウーロン茶と間違えてウーロンハイ飲んだこともあるんだZE!なあ風也!」
風也「・・・・・・」
海人「お〜い・・・顔色悪いけどどうした?
ハエでも食ったか?」
風也「・・・ちょいと気分が悪いだけだ・・・・」
海人「お前へんだぞ?いつもなら
【ちげーは!!】って突っ込むのにな。」
風也「・・・・・・」
海人「きいてんのか?風也・・・」
と、海人が座っている風也の肩を横から叩いた時・・・
ドサッ
風也が重い音をたてて無抵抗に倒れた
海人「風也!」
「・・・・・・その時俺の意識はなかった」
続く