第3話
〜「北の大地」〜
北海道・千歳
風也「さむぅ」
父「こら、街中で大声あげるな」
風也「だってマジで寒いんですもん」
父「お前なぁ・・・こんなところで寒いなんていったら根室なんてもっと寒いぞ」
風也「根室だろうがアムロだろうが寒いもんは寒いんじゃい・・・」
そんなこんなで次の駅にむかって歩き出すバカ親子
しばらくして・・・
風也「むぅ・・・鼻が・・・ヘクショーン!」
鼻水が風也の父にかかる
父「おわっ!汚な・・・」
風也「ヘクショーン!」
今度は、顔にぶちまけた(ぇ
父「・・・・・・」
風也「ヘヘヘヘヘヘックショーン!!」
全身にあんかけぶちまけでGO!(壊
風也「・・・ふう・・・思いっきりしたらスッキリした〜」
父「こっちはどろどろでっせ」
風也「むぅどうした?じじぃ」
父「いつからお前の父になったっけ?」
風也「すいませんでした」
父「まったく・・・こんな姿じゃ歩けやせんな・・・ちょっとあそこの町で服かってくるからそこでまってろ」
風也「いやだといったら?」
父「ダンボールに入れて捨てる」
風也「(やけに大きくなる日だな・・・)」
と、しばらく待っている風也だったが・・・
ヒォォォォ!
風也「こんなクソ寒いなかたってられるかっつーの!」
とりあえず町のなかに入ることにした風也
風也「・・・案外にぎやかだな・・・(ブルッ)寒ぅ!とりあえずなんか熱い飲み物でも・・・」
と、目にとまったのは・・・
店員「さぁー!さぁー!釧路の日本一の牛乳1杯百円だよー!心があったまるよ〜!」
風也「おっ、あったまるっていってるからきっと熱い牛乳かな?おじさん1杯ちょーだい」
店員「おう兄ちゃんまいど!日本一の牛乳を買うとはお目が高いねぇ!」
牛乳をだす店員
風也「まーね。いただくよ」
ゴクッ
コトッ・・・
店員「どうだい兄ちゃん」
風也「・・・超つめてぇー!!」
店員「どしたの?」
風也「殺す気か!こんなちめてーもん飲ませるなんて・・・」
店員「だって・・・普通牛乳って冷たいだろ?」
風也「さっきあったまるとか言ってたやん!!」
店員「いや・・・あれは「心あったまる」ってわけなんだけど」
風也「心だろうがどこだろーがあったまるっていってただろー!」
ちなみに風也の国語の平均点は4点(低ぅ
さんざんな目にあった風也はこりずにまたさがしつづける
風也「うぉ〜腹痛てぇ・・・んっ?あれは・・・」
【自動販売機】
風也「・・・・・・(・∀・)キター!」
迷わずに120円を投入する風也
風也「これで身心ともにあったまるZEI!」
ぽちっ。
ウィーンッ!ガコッ!
缶を取り出すために缶をつかんだ時・・・
風也「・・・・・・・超つめてぇー!!」
缶はちめたかった
風也「なんでだよ。コンポタ押したのに・・・」
とりだした缶を見ると・・・
風也「コーラですぜ_| ̄|○|||」
その後またもあったかいところを探しに行く
風也「あの後しっかり飲んだ自分が_| ̄|○|||」
ふらついていると・・・
カコーン!
風也「な、なんだこの音は・・・あっちの建物から聞こえるぞ」
小走りにいってみた風也
カコーン!
風也「何だバッティングセンターか・・・体を動かせばあったまるかもな。やってみっか」
早速ネットに入る風也
風也「お金〜と・・・ん?」
となりで打撃練習をしている同年代くらいの少年に目をつけた。
カコーン!
風也「ひぇ〜この球150キロでてるぞ?よくこんなに芯でとらえられるよな・・・」
横でみていた風也に気がつく少年
???「どうしたん?さっきっからジローとみて」
風也「いや・・・つい君のバッティングが凄いからみてただけだよ」
???「こんなん朝飯前・・・ところできみはなにしとるん?」
風也「そりゃあバッティングに・・・」
???「そこは、ピッチングのところだぞ?」
風也「そういやバットねぇ_| ̄|○|||」
???「・・・・・・だったらせっかくだからみしてもらおーか?ピッチャーなんでしょ?」
風也「え?別にいいけど・・・」
???「だったら俺が打席にたつから投げてくれ。1打席勝負だ」