翌朝、彼は朝食を済ませ出掛ける用意をした
【リーフル】おはよう父さん・・・今日もお世話になるよ
彼が話しかけているのは一振りの刀、どうやら父親の形見らしい
彼が用意したのは弓矢、聖水、地図、そして父親の刀
彼がこれから会いに行くフォレストドラゴンとはこのフォレストランドを創った
神ゴッド・フォレストの化身であり守り神とされている
そのためこの世界の情報のほか他の世界の情報も知っているらしい
【リーフル】行くか。
そう言うと彼は小屋を出て山へ向かった
山のふもとに入るとどこからか
【???】何者だ・・・名を名乗れ・・・
【リーフル】僕はリーフル、この世界の狩人です
【???】・・・入るが良い・・・
すると足元に魔方陣があらわれリーフルは消えて行った
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【リーフル】おはよう、フォレストドラゴン
そこにはエメラルドグリーンの綺麗な色をしたドラゴンがいた
【フォレストドラゴン(以下フォレスト)】どうしたリーフルよ、・・・ナチュルの事か?
【リーフル】(こくっ)・・・
【フォレスト】残念だがナチュルはこの世界にはおらんようだ
【リーフル】!!まさか・・・
【フォレスト】他の世界へ行った可能性が高い
すると外から
ズド―――――ン!!
【リーフル】なんだ!?
【フォレスト】いかん!!村が襲われている!
【リーフル】なんだって!?
【フォレスト】あれは・・・小鬼!
【リーフル】小鬼ってたしか闇の生き物だからいないはずじゃ・・・
【フォレスト】私はここから離れられない。リーフルよ、これを持っていけ!
すると口から光の玉が出てきた
リーフルが手に取ると盾になった
【フォレスト】神の御加護を受けた盾は闇をかき消す!・・・行け!!
【リーフル】ありがとう!
そう言うと走って外に出ると村に向かって走っていった
【???】ほぅ・・・あそこが入口か
黒いローブの男がいきなり現れた
【???】伝説の宝剣はあのドラゴンが持っているはずだ
彼は入口に向かって歩いて行った
背中の【闇】を掲げる様に・・・