|
久住「くそっ!」
久住「つまり精神力の差ですか?」
久住「今の話日暮から聞いたんですか?」
久住「ふーん、そう言えば監督も小柄ですよね?」
久住「どうしてプロ入りしたんですか?」
久住「それで1年目から新人王を獲得したんですね」
久住「それでも4年は持ったんですよね」
久住「やっぱり後悔してるんですか?」
久住「…………どうして俺にそんな話を?」
|
久住(ギロッ!)
久住「そう言うお前はどうだったんでい?」
久住(やっぱり体格もだが性格も少し日下部に似てるよな。あいつどうしてるかな?)
久住「おう。日下部
久住「いや、あいつは四国行ってうどん屋をやっているらしい」
久住「少なくともプロ入りする気はないらしい。前に手紙が届いていたけど、見て見るか?」
|
久住「寝る為かゲームするかくらいしかいないからな。それに面倒くさいし」
久住「大丈夫だ。私物は少ないし手紙は引き出しにしまっているから」| 久住君へ 拝啓、初夏に負けずと頑張っていますからって面倒くさいから普通に書くね。 うーんとね。こっちは現在修行中ってそう言う意味じゃそっちと同じく頑張ってるよ。 しかし夢とは言えまだ叶ってないし疲れるし第一の夢を叶えた久住君達が羨ましいよ。 僕も第一の夢に向かって頑張ってますが現在は困難の連続です。 けど親方に誉められるとやっぱり嬉しいしそう言う意味じゃ野球でファインプレイをした時とあんまり変わらないかな? 何時になるか分からないけど、店を開いた時には来てね。そんじゃまたね。 |
久住「さあな。俺も手紙ってのはあんまり縁がないし基準が分からん?」
久住「まあな」
久住「いや、お前のとこは活躍しているけど、うちは遠山以外は2軍だなと思ってな」
久住「そう言う意味じゃ一番評価の高かった神代を食っちまったんだから大した物だよな」
久住「界外や浪川なんざ3割30本打ってるぜ。土丸屋も100打点打ってるし」
久住「どうだかな?」